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「AMP」に導入された新機能“アンカーボタン”を解説

今回は、「AMP」に導入された新機能 “アンカーボタン” を解説させていただきます。

「AMP」はモバイルにおけるウェブページの表示を高速化するプロジェクトで、正式名称は「Accelerated Mobile Pages」です。各単語の頭文字をとって「AMP」と呼ばれています。

「AMP」は日本でも 2016 年 10 月から導入され、現在ではモバイル検索時によく目にするようになりました。

そして 2017 年 2 月上旬より「AMP」に新機能となる “アンカーボタン” が導入され、コンテンツの URL の共有などが行いやすくなりました。

「AMP」で表示される通常の URL は、コンテンツ提供者が「AMP」の構成に準拠したデータとして Google に送信しもの基に作成された「AMP」専用ページの URL となります。これはコンテンツ本来の URL ではありません。

“アンカーボタン” は、「AMP」の構成に準拠したウェブページを爆速表示しつつ、そのコンテンツの大本の URL を表示してくれるボタンです。“アンカーボタン” をタッチすると現在表示されている「AMP」ページの大本の URL リンクが表示されます。

この URL リンクをタッチすることで大本のコンテンツを表示できることはもちろんですが、長押しすることでコピーメニューが表示されるので、SNS などに共有する際はいちいち大本のコンテンツを表示せず、ここから URL をコピーして行うと便利です。

ただし大本の URL をダイレクトに共有できる機能は今のところ搭載されていないのでご注意ください。

今回ご紹介させていただいた「AMP」の “アンカーボタン” は、Android と iOS 用の「Google アプリ」や「Chrome」には既に導入されています。今後「AMP」表示に対応したページも増えてくると予想されるので、是非 “アンカーボタン” の機能を覚えておいてください。

以上、「AMP」に導入された新機能 “アンカーボタン” の解説でした。

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執筆者情報:石井 順

当サイト「Google Help Heroes by Jetstream」管理人です。海外ガジェットの個人輸入や EC サイト運営、Google 公式認定プログラム「Google ヘルプヒーロー」での活動を経て、Google サービスに関する How-to 情報を中心に発信しています。

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