今回は、「Google 検索」の【活用 Tips:その③】“プライベート検索結果” について解説させていただきます。
“プライベート検索結果”
「Google 検索」では、ユーザーが利用している Google サービスや使用している Google 製品、またこれまでの検索履歴など、様々な情報を収集して蓄積し、検索時にユーザーと関連性の高いコンテンツを表示してくれる “プライベート検索結果” が実装されています。
この “プライベート検索結果” では例えば、“明日の予定” というキーワードで検索を行うと “明日の予定” に関連したウェブサイト一覧の検索結果の上に、「Google カレンダー」から抽出したユーザーの “明日の予定” も表示してくれるなど、検索がパーソナライズされるわけです。
また検索結果で表示されるウェブサイトの表示も、これまでの検索履歴を考慮してパーソナライズされます。
そのため、一つのキーワードに対する一般的な検索結果の順位を調べたいときなどは不必要な機能となります。
“プライベート検索結果” の設定
“プライベート検索結果” は、検索設定から オン / オフ と簡単に切り替えることが可能です。
「Google 検索」のウェブページか何かしらの検索結果ページを開き、右下の “設定”、もしくは右上に表示される歯車マークをクリックして、表示される項目から “検索設定” をクリックします。
表示された項目から、その名の通り “プライベート検索結果” を探して設定します。
選択できる項目は、“プライベート検索結果を使用する” と “~ 使用しない” の 2 つとシンプルです。
選択したらページの一番下に移動して、“保存” をクリックして進みます。以上で設定は完了です。
ちなみに “検索設定” で保存した内容は、その Google アカウント内で共有されるので、スマートフォンのブラウザから検索する際なども反映されます。ご注意ください。
設定を行わずに一時的に “プライベート検索結果” を使用する
実はいちいち設定を行わなくても、一時的にですが “プライベート検索結果” を オフ にした検索を行うことができます。
その方法は “シークレット モード” を使用した検索です。
「Chrome ブラウザ」の場合はメニューアイコンから “シークレット ウィンドウを開く” をクリックするか、“Ctrl + Shift + n” のショートカットキーで “シークレット モード” を起動して検索を行います。
このほか検索結果画面で “プライベート検索結果” の オン / オフ を切り替えられるボタンも搭載されています。
これで一時的に “プライベート検索結果” を オフ にすることも可能です。
以上、「Google 検索」の【活用 Tips:その③】“プライベート検索結果” についての解説でした。