今回は、セルごとに URL リンクを取得できるようになった「Google スプレッドシート」の新機能について解説させていただきます。
「Google スプレッドシート」は 2017 年 2 月末に新たな機能が追加され、セルごとに URL リンクを取得し、スプレッドシートのファイル内外でリンクを活用して、ダイレクトに指定したセルへ飛ばすことができるようになりました。「Google スプレッドシート」はこれでまでファイルごとに URL リンクを取得することや、外部リンクをセルに埋め込むことはできていたのですが、新機能の追加によって一気に汎用性が高くなりました。
「Google スプレッドシート」でセルのリンクを取得する方法
「Google スプレッドシート」でセルのリンクを取得する方法は、リンクを取得するセルで右クリックからメニューを表示し、“このセルのリンクを取得” を選択するだけです。
これでクリップボードにセルの URL リンクがコピーされるので、あとはリンクを挿入する要領で、同ファイル内の他のセルのテキストに埋め込んだり、外部のウェブサイトやメールなどに埋め込んだり添付して利用します。
例えば膨大なセルを利用していたり複数のシートに分かれたファイルを作成している場合は目次シートを作成して、目次ごとに指定したセルにジャンプするリンクを埋め込むなどの活用方法が考えられます。
「Google スプレッドシート」のセルにリンク埋め込む場合は、リンクを埋め込むセルで右クリックからメニューを表示し、“リンクを挿入(リンクを編集する)” をクリックします。あとは表示するテキストを入力して、コピーしたリンクをペーストして入力します。
セルへジャンプする場合はリンクを挿入したセルをクリックして、リンクアイコンをクリックします。これで瞬時に指定したセルへとジャンプします。
今回ご紹介させていただいた「Google スプレッドシート」のセルごとの URL リンク取得は、使い方によって様々に活用することができます。特に同ファイル内だけでなく、外部にリンクを埋め込んで指定したファイルのセルを一発表示させるなどの使い方はかなり有効です。是非活用してみてください。
ちなみに「Google スプレッドシート」でセルごとに URL リンクを取得する機能は、2017 年 2 月現在はデスクトップ版「Google スプレッドシート」で利用することができますが、スマートフォン用アプリでは今のところ利用することができないのでご注意ください。
以上、セルごとに URL リンクを取得できるようになった「Google スプレッドシート」の新機能についての解説でした。