今回は、「Google マップ」のレイヤの切り替え方と注意点を解説させていただきます。
「Google マップ」は通常の地図表示のほかに航空写真表示や自転車向け道路表示、地形表示、交通状況表示、路線図表示などを切り替えたり組み合わせて利用することができます。この各表示の切り替えは、基本的にはメニューアイコンをタッチ、もしくはクリックして表示されるメニューの中から選択して行うことが可能です。
また最新の Android アプリの場合は地図画面右下のメニューアイコンから “自転車” “航空写真” “地形” の 3 つのレイヤを切り替えることができるボタンが配置されたウィンドウを表示して、各操作を行うことも可能です。
この各レイヤの切り替えですが、特に日本において気を付けなければいけないのは、“自転車” 表示のレイヤが 2017 年 2 月時点でもまだ対応していないということです。デスクトップ版「Google マップ」の場合は “自転車” 表示に対応していない地域では切り替えが行えないようになっていますが、スマートフォンアプリの場合はスイッチの オン / オフ を行うことができてしまいます。
しかし日本では “自転車” をオンにしても特に変化は起こりません。当たり前ですが “路線図” も電車や地下鉄、モノレールなどが走っていない場所では特に変化なしです。
このほか、“航空写真” と “地形” レイヤも、当たり前ですが同時に利用することはできません。また “交通状況” “路線図” “自転車” の道路と路線図関連のレイヤも、どれか 1 つのみの利用となります。
「Google マップ」は便利なサービスですが、日本国内では地図のダウンロードができなかったり、今回ご紹介させていただいたように “自転車” レイヤが利用できなかったりと様々な制約があります。注意して利用するようにしてください。
以上、「Google マップ」のレイヤの切り替え方と注意点の解説でした。