今回は、Android のディスプレイにスタイラス利用などに便利なタップやポインタの位置を表示する方法をご紹介させていただきます。
Android では通常、ディスプレイをタッチしたりスワイプする際に現在どの位置を指でタッチしているか表示されませんが、“開発者向けオプション” から設定を行うことで、タップやポインタの位置を表示されることができます。この設定は例えばスタイラスペンなどを利用して Android を操作する際に特に便利です。
タップやポインタの位置を表示する設定
Android のディスプレイにタップやポインタの位置を表示する設定は、まず “開発者向けオプション” を表示している必要があります。“開発者向けオプション” を表示していない場合は “端末情報” ページの “ビルド番号” を 7 回タッチすると Android の設定項目に表示されます。
“開発者向けオプション” を表示したらその部分をタッチして “開発者向けオプション” ページを開き、右上のスイッチを オン にして進み、“開発者向けオプション” を利用できるようにします。
“開発者向けオプション” ページを下にスクロールして、“入力” カテゴリまで移動します。表示される “タップを表示” と “ポインタの位置” がそれぞれを表示する設定です。
“タップを表示” のスイッチを オン にすると、タッチしている部分に丸いポインタが表示されるようになります。ポインタはスワイプ時も連動して動きます。
“ポインタの位置” のスイッチを オン にすると、タッチしているポイントの表示に加え、スワイプした際に一筆書き分を追跡表示してくれるようになります。
“タップを表示” と “ポインタの位置” を両方同時に利用することも可能です。“ポインタの位置” の追跡表示は逆に邪魔になる場合もあるので、特に必要でない場合は “タップを表示” のみで良いでしょう。
今回の設定は例えばディスプレイのタッチ性能や、購入したスタイラスペンが正しポイントにタッチできているかなどを調べる時にも役立ちます。また普段からスタイラスペンをよく利用される場合もより操作しやすくなるでしょう。是非参考にしてみてください。
以上、Android のディスプレイにスタイラス利用などに便利なタップやポインタの位置を表示する方法のご紹介でした。