今回は、ついに日本語と英語間の翻訳ができるようになったスマートフォン用「Google 翻訳」アプリのリアルタイム翻訳機能 “Word Lens” をご紹介させていただきます。
スマートフォン用「Google 翻訳」アプリは 2017 年 1 月 25 日に Android 版が v5.7、iOS 版が v5.5 にアップデートされ、カメラで映している文字を画面上でリアルタイムに翻訳してくれる “Word Lens” 機能における日本語と英語間の翻訳のサポートがついに開始されました。“Word Lens” は海外では 2014 年から提供が開始されていたので、ようやく日本でも利用できるようになったわけです。
“Word Lens” の使い方
“Word Lens” は素早くリアルタイムに翻訳を行うために、事前に日本語の言語ファイルをダウンロードしておく必要がありますが、最初に “Word Lens” を利用する際に言語ファイルのダウンロードを促すウィンドウが表示されるので、指示に従ってダウンロードを行ってください。
もし誤ってウィンドウを閉じてしまったとしても、メニューアイコンから “オフライン翻訳” をタッチすることで言語ファイルダウンロードページを表示でき、ここから日本語の言語ファイルをダウンロードすることができます。
実際の “Word Lens” は「Google 翻訳」アプリを起動して表示されるカメラアイコンをタッチし、翻訳する文字が書いてある被写体をカメラで映すだけで利用できます。また現時点では英語を日本語に翻訳か、日本語を英語に翻訳の 2 方向にのみ対応していて、翻訳言語は画面上部の “⇄” アイコンで切り替えることができるようになっています。
“Word Lens” は例えば、英語圏の外国に行った際に看板や道路表記などの単純な単語を翻訳して利用するのに適した機能となっています。逆に文字が多く表示されている被写体では上手く機能しないこともあるので注意してください。
このほかスマートフォンの表示向きを固定にする設定にしている場合に横向きにしてしまっても上手く機能しません。“Word Lens” を利用する際はスマートフォンを縦向きにして利用するようにしましょう。
以上、ついに日本語と英語間の翻訳ができるようになったスマートフォン用「Google 翻訳」アプリのリアルタイム翻訳機能 “Word Lens” のご紹介でした。
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