今回は、Android 5.0 以降のスマートフォン単体で利用できるようになった「Android Auto」の基本情報をご紹介させていただきます。
「Android Auto」は 2014 年に発表された車載用のユーザーインターフェースを採用した Android システムです。日本では 2016 年 7 月より正式に提供が開始されています。
「Android Auto」の特徴
「Android Auto」の特徴は、車の安全運転を目的とした簡易的な UI で、簡単な操作や音声によるボイス操作で、運転中に Android を活用できる点です。主に利用できるのは「Google マップ」を利用したカーナビ、音声通話、「Google Play Music」などの音楽再生です。
「Android Auto」は当初、「Android Auto」に対応したカーナビなどの専用車載システムに Android を接続して利用する必要があったのですが、2016 年 11 月 8 日に「Android Auto」アプリが v2.0 にアップデートされ、Android 5.0 以降を搭載しているスマートフォン単体で利用できるようになりました。
「Android Auto」アプリインストールと基本的な使い方
「Android Auto」を利用するにはまず、Google Play ストアから専用のアプリをインストールします。初回起動時にマイクや位置情報などへのアクセス権限を許可すればすぐに利用できるようになります。
[appbox googleplay appid com.google.android.projection.gearhead&hl=ja]
基本的には画面下(横表示の場合は右)に表示される “マップ” “音声通話” “音楽” アイコンをタッチして各機能を利用するか、右上のマイクアイコンから音声コマンドを入力します。
また左下の “ホーム” アイコンをタッチすることで、各機能を利用している際はホーム画面に戻り、ホーム画面でタッチすることで「Android Auto」の終了アラートを表示し、「Android Auto」を終了させることができます。
ホーム画面には現在の天気情報や過去に利用した「Google マップ」のスポット検索履歴なども表示されるので、履歴からダイレクトにナビを開始することも可能です。
「Android Auto」の基本的な機能や操作はたったこれだけと簡単です。ただし細かな設定も用意されていて、例えば指定した Bluetooth 機器と接続したら自動で「Android Auto」を開始するなどの設定を行うこともできます。
「Android Auto」の設定については、次回改めてご紹介させていただきます。
以上、Android 5.0 以降のスマートフォン単体で利用できるようになった「Android Auto」の基本情報のご紹介でした。
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