今回は、Google のウェブ会議室サービス「Spaces」を活用するための【Tips:その④】“ユーザー削除” と “ユーザーブロック” 機能を解説させていただきます。
「Spaces」では反りが合わなかったり、問題発言を連発するようなメンバーを、“Space” から退出させる “ユーザー削除” 機能や、「Spaces」上での関わりを一切消去する “ユーザーブロック” 機能が備わっています。
“ユーザー削除”
まず “ユーザー削除” は “Space” のオーナーのみが利用できる機能で、一度招待した “Space” から、対象のユーザーを強制的に退出させることができます。ただし削除されたユーザーが “Space” の招待リンクを知っている場合は、その招待リンクにアクセスすることで改めてメンバーとして参加できてしまいます。
つまり “ユーザー削除” はあくまでも一時的な機能となります。
「Spaces」では新たなメンバーを参加できなくする “招待リンク削除” 機能も実装されているので、“ユーザー削除” を行ったメンバーの再参加を防止するために、“招待リンク削除” も同時に行うと良いでしょう。
“ユーザーブロック”
“ユーザーブロック” は全てのユーザーが利用できる機能で、対象のユーザーが作成した全ての “Space” から退出するだけでなく、自身が作成した全ての “Space” への対象のユーザーの参加も一切行えなくなします。つまりお互いにお互いのコンテンツを表示しないようにするので、「Spaces」上で完全に対象のユーザーと関わらないようにすることができるわけです。
これらの機能は、作成、もしくは参加している “Space” のメニューアイコンをクリックして、“この Space のメンバー” をクリックし、表示されるページでそれぞれの機能を利用することができます。
今回ご紹介させていただいた機能は、できれば利用したくない機能です。ただ万が一やむ負えない事態になってしまった場合は、まずは対話を重ねつつ、それぞれの機能を発動するかどうかの判断をするようにしてください。
以上、Google のウェブ会議室サービス「Spaces」を活用するための【Tips:その④】“ユーザー削除” と “ユーザーブロック” 機能の解説でした。