今回は、スマートフォン用「Google スプレッドシート / ドキュメント / スライド」アプリで利用できる、自動オフライン利用機能についてご紹介させていただきます。
自動オフライン利用機能
スマートフォン用「Google スプレッドシート / ドキュメント / スライド」アプリは、2016 年 5 月下旬のアップデートで、最近使用したファイルが自動的にスマートフォンに同期され、オフレインで利用できるようになりました。
これまでは指定したファイルをオフラインで利用するために、手動で “オフライン使用可” にチェックを入れて同期する必要があったのですが、「Google スプレッドシート / ドキュメント / スライド」に限り、今ではスマートフォンでファイルを開いただけで、自動的にスマートフォンに同期されるように変更されています。
同期されているかどうかは、各アプリのファイル一覧にあるファイルのメニューアイコンをタッチして、表示されるメニューの “オフラインで使用可” の項目の下に “自動的に同期しました” の表示があるかないかで確認することができます。
自動オフラインの設定
またこの自動オフライン利用機能は、設定から ON / OFF を切り替えることが可能です。
「Google スプレッドシート / ドキュメント / スライド」の各アプリの設定から、“最近使用したファイルをオフラインで使用可能にする” のチェックで切替られます。
とはいえ、特に OFF にするメリットはないので、ON のままで問題ありません。
まとめ
今回ご紹介させていただいた自動オフライン利用機能は特に改めて設定などを行うことなく、自動で利用することができます。
ただし、例えば通信環境の悪い場所や通信の確保が難しい場所に行く際は、あらかじめ通信可能な場所で、指定したファイルの “オフライン使用可” にチェックを入れておいた方が賢明です。
このほか、「Google ドライブ」にアップロードしたファイルをオフラインで利用するためには、これまでと同じく、手動でスマートフォンに同期する必要があるのでご注意ください。
以上、スマートフォン用「Google スプレッドシート / ドキュメント / スライド」アプリで利用できる、自動オフライン利用機能についてのご紹介でした。