今回は、「Inbox」や「Google Allo」に搭載されているインスタント返信機能 “スマートリプライ” について解説させていただきます。
“スマートリプライ” は、受信したメッセージに対する的確な返信候補を表示してくれる機能で、その中から選択して素早くメッセージを返信することができるようになっています。最初は「Inbox」に搭載され、その後リリースされた「Google Allo」でも利用できるようになっていますが、2017 年 5 月より「Gmail」でも利用できるようになりました。
ただし “スマートリプライ” は今のところ英語しかサポートしておらず、直近でもスペイン語のみのサポートが決まっていて、日本語のサポートは今のところ未定です。そのため現状活用する機会はあまりないかと思いますが、今後の日本語サポートに向けて頭の片隅に入れておいてもよいかと思います。
“スマートリプライ” は受信したメッセージに対して返信候補が 3 つ表示されます。その中からどれかをタッチすると、選択したテキストが入力された状態の返信画面がダイレクトに表示され、そのまま送信したり、テキストを付け加えて送信したりすることができます。つまり少しでも文字を入力する手間が省けるわけです。
また “スマートリプライ” は AI 機能も搭載しているので、ユーザーが返信で良く利用する言葉を学習し、返信で利用しそうな言葉を “スマートリプライ” として選択できるようになっていきます。
“スマートリプライ” は今のところ対応する言語が限られているので日本での活用場面はかなり少ないですが、今後の日本語サポートに向けて覚えておきましょう。
以上、「Inbox」や「Google Allo」に搭載されているインスタント返信機能 “スマートリプライ” についての解説でした。
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