今回は、「Google ストリートビュー」に取り込んだ 360° 写真に “ぼかし” を入れる方法をご紹介させていただきます。
「Google ストリートビュー」に取り込んだ 360° 写真を公開する場合は位置情報の設定の他に、写真に写る人物の顔や車のナンバーなど、一般公開してしまうと問題となる個人的な情報や、商標を侵害してしまうような部分に “ぼかし” を入れる必要があります。
“ぼかし” を入れる
「Google ストリートビュー」アプリには人物の顔を検出して自動で “ぼかし” を入れてくれる便利な機能が実装されています。「Google ストリートビュー」アプリの “非公開” タブから “ぼかし” 編集を行う写真を表示し、メニューアイコンをタッチして表示される “顔を検出してぼかす” をタッチします。すると自動的に人物の顔が検出され “ぼかし” を入れる対象として選択された状態となります。この時点ではまだ “ぼかし” は入らないのでご注意ください。
ちなみに「Google ストリートビュー」アプリの設定メニューの中にある “360° 写真で自動的に顔認識を行う” のスイッチを オン にしておくと、“顔を検出してぼかす” を行わなくても 360° 写真を表示した時点で人物の顔が自動で検出されて選択されている状態となります。
もし人物の顔が映っているのに検出されなかったり、そのほか “ぼかし” 入れる部分がある場合は手動で “ぼかし” 範囲の選択を行うことが可能です。写真内で “ぼかし” を入れる部分を長押しして、“ぼかしを追加しますか?” と表示されたらチェックアイコンをタッチします。続けて “ぼかし” を入れる部分の選択を行っていきます。
“ぼかし” を入れる部分の選択が完了したら改めてメニューアイコンをタッチして、“ぼかしを入れる” をタッチします。すると選択している部分に “ぼかし” が入ります。
これで一般公開しても問題とならない状態になりました。あとは “Google マップに公開” や “すべて公開します” などをタッチすれば 360° 写真が投稿され、一般公開されます。
撮影した 360° 写真を投稿する場合は位置情報の設定と “ぼかし” 設定は必須事項となります。投稿するまでの流れを理解た上で、どんどん 360° 写真を公開していきましょう。
以上、「Google ストリートビュー」に取り込んだ 360° 写真に “ぼかし” を入れる方法のご紹介でした。