今回は、「Google 画像検索」で “ライセンスフィルタリング” 機能を利用してフリー画像を探す方法をご紹介させていただきます。
「Google 画像検索」はキーワードを元にした画像を検索したり、画像データから関連する画像やその画像が掲載されているサイトを検索することができます。更に “ライセンスフィルタリング” 機能を利用することで、著作権侵害の心配がないフリー画像を検索することも可能です。
“ライセンスフィルタリング” 機能の使い方
「Google 画像検索」で “ライセンスフィルタリング” 機能を利用する検索は、まず通常通り画像検索を行います。そして表示される検索結果ページの “ツール” をクリックします。
するとツールメニューが表示されるので、“ライセンス” をクリックします。
“ライセンス” をクリックすると “ライセンスでフィルタリングしない” のほかに、“改変後の再使用が許可された画像” “再使用が許可された画像” “改変後の非営利目的での再使用が許可された画像” “非営利目的での再使用が許可された画像” の合計 5 つのメニューが表示されます。
つまり最初の画像検索の段階では “ライセンスでフィルタリングしない” での検索結果となるので、著作権が設定されている画像をダウンロードして SNS に投稿したりブログで利用するなどしてしまうと危険です。そのためほかの 5 つのメニューから任意のメニューを選んでクリックします。
ここで言う “改変” とは、画像の加工のことを言います。つまり “改変後の再使用が許可された画像” は、ダウンロードして SNS やブログなどで使用できるほか、ユーザーが画像を加工して使用することもできるということです。逆に “改変” の項目が記載されていないものは、加工して使用してしまうと危険です。
“非営利目的” はそのままで、例えば SNS に投稿する場合はほとんどの場合が営利目的とはならないため問題はありませんが、アフィリエイトやアドセンスを配置しているブログに投稿する場合は違反となってしまいます。つまり “改変後の再使用が許可された画像” でフィルタリングして探すことが一番無難です。
昨今、ネット投稿による著作権の侵害問題が深刻化しています。特に気づかないうちに自身でも他人の著作権を侵害してしまうケースも多々あるので、今回ご紹介させていただいた「Google 画像検索」の “ライセンスフィルタリング” 機能は是非覚えておくようにしてください。
以上、「Google 画像検索」で “ライセンスフィルタリング” 機能を利用してフリー画像を探す方法のご紹介でした。