今回は、Android を省電力モードで運用できる “バッテリーセーバー” について解説させていただきます。
“バッテリーセーバー” は Android 5.0 以降の機種で利用できる省電力機能です。“バッテリーセーバー” が オン になるとバッテリーの消費を節約するモードに切り替わり、バックグラウンドで自動同期が行われるアプリで自動同期が行われない状態になったり、バイブレーションや位置情報機能が停止し、「Google マップ」のナビゲーション機能なども利用できなくなります。
ただしメールなどはアプリを起動した際に同期が行われ新着メッセージを受信できるので、サーバーと同期するアプリ自体が一切利用できなくなるわけではありません。
“バッテリーセーバー” は手動で オン にするか、もしくはバッテリー残量が 15% か 5% 以下となったら自動で オン になるように設定しておくことができます。手動で オン にするケースは、今後数時間 Android を充電できる環境ではなくなる場合などの特殊な状況でかと思いますが、バッテリー残量に応じて自動で起動するようにしておく設定は、いざというときに役に立つのでオススメです。
“バッテリーセーバー” の設定
“バッテリーセーバー” の設定項目は Android の設定から “電池” をタッチして上部に表示される “バッテリーセーバー” に格納されています。
このページ右上のスイッチを オン にすることですぐに “バッテリーセーバー” が起動し、省電力モードとなります。省電力モードになると通知バーとナビゲーションバーがオレンジ色に切り替わるので、一目で “バッテリーセーバー” が起動していることを確認することができます。
“バッテリーセーバー” を自動で起動させる場合は、“自動的に ON” をタッチして、“電池残量 5%” か “電池残量 15%” をタッチします。これでバッテリー残量が選択した値以下になると “バッテリーセーバー” が自動で起動するようになります。
“バッテリーセーバー” は電話の待ち受け状態は維持しつつもバッテリーの消費を抑えたい場合などのシチュエーションで特に役に立つ機能です。是非参考にしてみてください。
以上、Android を省電力モードで運用できる “バッテリーセーバー” についての解説でした。