今回は、Android 同士で簡単に写真やコンテンツを共有できる「Android ビーム」の使い方をご紹介させていただきます。
「Android ビーム」は OS バージョンが Android 4.0 以降の近距離通信モジュール “NFC” を搭載している機種通しを近づけるだけで、Android からもう一方の Android にファイルやコンテンツなどを送受信できる機能です。
Android 同士でファイルを送受信する方法はメールや Bluetooth など様々ありますが、「Android ビーム」では相手のアドレスや知らない状態や Bluetooth によるペアリングなどを行わなくても簡単にファイルの送受信できる点が特徴となっています。
“NFC” を オン にする
「Android ビーム」は “NFC” を搭載している機種通しで利用できる機能ですが、そもそも “NFC” 機能を オン にしていないと利用することができません。
“NFC” は Android の “設定” メニューの中にある “無線とネットワーク” セクションに格納されています。スイッチを オン にして、通知バーに “NFC” アイコンが表示されれば設定完了です。
また機種によっては「Android ビーム」の設定項目も用意されています。この設定を オン にしておくと「Android ビーム」で受信する際に確認ウィンドウが表示されることなくすぐに受信が開始されます。
「Android ビーム」はの使い方
「Android ビーム」は基本的に Android の共有機能を利用します。送受信できるのは写真や動画はもちろん、連絡先、ウェブページ、地図のスポット情報、目的地の経路など様々で、共有アイコンが表示されるサービスであればほぼ利用することができます。
実際の送受信の方法は 2 通りです。どちらにしろまず、送信する側の Android で送信するファイルやコンテンツを表示します。
まず 1 つ目の方法は、ファイルやコンテンツを表示している状態で、ファイルを受信する Android のスリープを解除し、お互いの “NFC” 部分を近づけます。
すると送信する側の Android に “タップしてビーム” が表示されるので、画面をタッチします。これで送受信が開始され、終わったら完了です。
2 つ目の方法は、送信するファイルやコンテンツの共有アイコンをタッチして、「Android ビーム」をタッチし、“完了するには別の機種とタップしてください” と表示されている状態で、もう一方の Android と “NFC” 部分を近づけます。
うまく “NFC” が合わさると送受信が開始されます。
「Android ビーム」はとても単純で簡単にファイルやコンテンツを送受信できる機能ですが、あまり一般的に活用されていません。今回の内容を是非参考にして、活用してみてください。
以上、Android 同士で簡単に写真やコンテンツを共有できる「Android ビーム」の使い方のご紹介でした。